2012年 04月 25日

直径が十数センチもある、大輪の花。
大胆かつ繊細。
京都市内にある、華道家さんの経営する生花店、白庵さんのところで求めました。
こちらの扱う品物のセンスにはうならされます。
かっこいい花屋さんです。
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2012年 04月 25日
![]() 直径が十数センチもある、大輪の花。 大胆かつ繊細。 京都市内にある、華道家さんの経営する生花店、白庵さんのところで求めました。 こちらの扱う品物のセンスにはうならされます。 かっこいい花屋さんです。
2012年 02月 28日
先日、米国から妹が帰国した。
そのついでに、我が家にも立ち寄ってくれ、きものの着付を教わりたい、と言って来た。 久しく着物に袖を通していなかった私、危うい調子で何だか適当に教えてしまったのを、後で反省したが、それがきっかけで、私の中で再びきもの熱に火がついた。 ![]() これは、私が青山みともさんで分不相応?な買い物をしたときのもの。 結果から言えば、とても気に入っているものなので、後悔はしていない。 最初は、手持ちの泥大島に合う帯を、と思って買ったのだが、その後京都で買った白い紬にも合う事に気付いた。 泥大島に結ぶ時は、ダークブラウンの帯締めを、手持ちの白い紬には白い帯締めを。 同じ帯でも、きものと小物が変われば、随分と印象も違って見える。 だからきものは奥深い。 私は、ちょっと色や柄が物足りないかな?くらいの控えめな着こなしが好きなので、あまり強い挿し色を入れる事も好きではない。 何を着ていたかはっきりしないのに、印象だけが尾を引くような、そういう着こなしが、究極だと思っている。 現在の私の仕事先は二カ所あり、呉服店と、いわゆる問屋業を独立して行っている方の自宅での仕事なのだが、仕事先で、出来上がってくる素敵な商品の数々を眺めていると、そうしょっちゅう着るものでないにも関わらず、またもう一枚くらいは…という気持ちが、頭をもたげてくるので困る。 思うに、女性にとってきものとは、たんなる衣裳以上に特別な宝物のような存在なのだと思う。 たとえ箪笥の肥やしに成り果てていようとも、時々そっと引き出しを開けて、取り出して眺める、それだけで、女性の心を幸福で満たしてくれる、そういう側面が、確かにきものにはある。
2012年 02月 19日
![]() 仕事先で、時間が少し余った時に、書棚に並んでいる本を眺めさせてもらっています。 先日、舩木さんの作品の中で、素敵だなと思ったものを、手に入れる事ができたのですが、それはこの本を開いたのがきっかけでした。 はじめは鮮やかな色彩に圧倒されるばかりだったんですが、幾度となく眺めているうちに、作品の持つあたたかみに惹かれていきました。 作品をうっとりと眺めているうちに、昔、夫と一緒に、大山崎にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」に足を運んだ事を思い出しまして。 実業家の建てた立派な洋館を、美術館として使用しているものですが、あのクラシックで重厚な空間に、きっとこの方の作品はぴったりだろうと想像していました。 後に、舩木さんの作品展が、この大山崎山荘美術館で、実際に開かれていたことを知りました。 実際にここに飾られている風景を、この目で見ておきたかった。 本当に、いつまで眺めていても飽きない、不思議な作品集。 作品と共に写っている背景までじっくりと見ていませんでしたが、この本の撮影も、大山崎山荘で行われていたようです。 そう知ってから改めて見返してみると、確かに…! この山荘と舩木さんとは、関係が深かったんですね。 舩木さんもすごい方ですが、お父様が、日本における民芸運動に柳宗悦氏らと共に携わった方だそうです。 舩木さんも、お父様の影響を受けたものづくりをなさっていて、ガラスとのつきあいは五十年ほどになるそうです。 でも、お体を壊された事がきっかけで、今年一杯で創作活動からは退かれると聞いています。 ファンの方も大勢いらっしゃるそうなので、本当に残念なことですが…、これからはお体を第一に、ゆっくりとお過ごし下さるといいな、と思います。
2011年 12月 24日
![]() 互いにまだ二十代だったころに、私が夫(当時の彼)に贈った財布。 それがもうボロボロになった。 何度も、もう買い替えたら?と言ったのに、頑としてそれを使い続ける夫。 「味」を通り越して、本当にもうボロッボロなのにねえ。 こりゃ私が再び贈り直すしかないな、と分かったので、 今年のクリスマスには、財布をプレゼント。 今年は、海外製の包装紙とリボンを取り寄せて、ラッピング。 リボンを二重使いするだけで、すっきりしながらも華やかに。 贈り物って、包む側も開ける側も、その時間が一番ワクワクして楽しかったりしますよね。 クリスマスは、夫の希望していたとおり、病院からの外泊許可が下りました。 いつものようにクリスマスらしい食事は用意してあげられないけど、 とりあえずは自宅で静かにクリスマスを迎えることができそうで、よかった。 今年一杯で退院できるかな? だといいね。 *************************************************************************
2011年 12月 12日
以前に私の母が言っていた。
「本当に欲しいものって、衝動買いする事が多いものだ。」 そうだよなあ、と思う。 艸田正樹さんのガラス皿とは、偶然街角で出会った。 今年の秋に夫が持病の悪化で入院し、しばらくは落ち着かない日々を過ごしており、最近になってやっと快方に向かい始めたので、このへんで自分にもご褒美を、と(笑)、病院からの帰り道にあるうつわのお店に立ち寄ったのだが、良いものとの出会いがなければ、すぐに帰るつもりでいた。 立ち寄ってみると、お店のガラス窓越しに一枚のお皿が目に入ってきた。 何だかそれがとても気になったので、そのまま入店した。 冬にガラスに惹かれて…とは、変わり者だと思われるかもしれない。 私は、実際に夏暑く冬寒いのはかなわない人間だけど、夏を夏らしく、冬を冬らしく、目で耳で楽しむ分には、存分に…という感覚らしい。 艸田正樹さんは、有名な作家さんだというのに、まったくもって今まで知る機会に恵まれなかった。 ずっと素敵なガラス作家さんがいないかと探し求めていた割には、どっちを向いて探していたのか?? 入店して一応は、ぐるりとお店の中を見渡しては見たものの、やっぱり最初に気になったそのガラスのお皿から目が離せない。 店主さんにお願いして、お皿を見せていただいた。 まずその透明感と軽さ、薄さに驚く。 こんなに綺麗なガラスのお皿があるのか!と思った。 ![]() まるで、波一つ立たない静寂の水面に、水滴が一滴したたった瞬間を、閉じ込めたような美しさ。 技術と感性とが、高い次元でひとつに溶け合っている。 ガラスを介して別の何かを表現しようとしているかのような、そんな意志を感じた。 店主さん曰く、よくある吹きガラスの手法とは違う手法で作っているのだという。 艸田さんは、原材料に混ざる不純物?が、完成した時に気泡のようになって製品に混じるのがイヤで、いわゆる上澄みのような部分のみを利用して、作品を作られるのだそうだ。 あんまりにも綺麗なので、自分へのご褒美に即決してしまった。 お金もないのに…と自分に文句を垂れつつも、あるところにはあるのだと都合良く言い聞かせたりして。 このお皿をしまい込むのが惜しくて、我が家の黒いリビングテーブルの上に飾り、毎日眺めている。 暖房を効かせた暖かい部屋の片隅に、氷でできたようなこのお皿を置くと、少しだけ冬が部屋の中に入り込んできたような風情で、おもしろい。
2011年 09月 11日
今年の秋冬物を最後に、UNIQLO +Jが終了してしまうと知った時には、本当に驚き、悲しくなった。
本当の理由ははっきりとは分からないけど、何となく…ジルと柳井氏の目指す世界がそもそも相容れるわけがない、という気がする。 お互いに、可能性を感じて歩み寄った二人ではあったんだろうけれど。残念だ。 +Jは、モード好きな私に取って、デザインももちろん好みだったが、袖がとても長く作られていて、そこが私の体型にぴったりだったという事が大きい。 シーズンごとに商品をチェックしていたけれど、そのシーズンごとに私にとっての当たり外れがあり、今回も見てみるまでは分からなかった。 結果的には、ファイナルの今回は、ベーシックでありつつも自分のツボに入るデザインが多かった。 夫は、最初はあまり興味を持たなかった+Jに、昨年秋冬ものから興味を持ち出し、私をお見立て役に、お高いコートを買ったりしていた。 今シーズンもかなり買い物に乗り気で、9日のオープン日には、朝から出かけ、店の前でオープンを待つという熱の入れよう。 私はPC前に陣取って、自分の買い物をオンラインショップですませつつ、夫からのリクエストの電話を受けて、店頭になかった商品を注文する役に回った。 私も私で、店頭で買ってきてほしいタートルのニットを夫に頼んでいたのだけど、 夫が何と、ネイビーと間違ってブルーを買ってきてしまった。(うちの夫はおっちょこちょいなのです) でも、その色が思いのほかよかった。 なので後でオンラインでもう一枚注文した。 着た時の形もとても美しく、鏡の前でしばしうっとりしてしまった。(服にですよ。汗) ほかにも色々買ったし、これからもまた買うかもしれない。 何だかんだで、気がつくとウン万円以上もつぎ込んでしまった。。。 もちろん、本当によいものが欲しい人でお金が潤沢にある人は、高品質、高価格のものを買ったらいいのだと思う。 それができないけれど、お洒落はしっかりしていたい客層の心を、+Jは捉えたということなんだろう。 だけど、ユニクロのそもそもの顧客からしてみれば、どこが安いの?という価格設定ではある。 ユニクロは低価格でファッションを楽しむ顧客のためにあるというのは分かるが、 奥様共々ジルのファンだったというのなら、あえて柳井氏も、赤字は覚悟でもう少し辛抱してほしかった。。。 もうこの先二度と、ジルのデザインした服がこんな破格で手に入る機会はないかもしれない。 ファイナルだということが、とても惜しまれる。
2011年 06月 18日
![]() 初めて青木さんの器と出会ったのは、滋賀県の季の雲だった。 他の作家さんの器が目的で訪れたはずだったのが、二階のギャラリーに置かれていた青木さんの小さな作品に、ひとめぼれしてしまったのだった。 長い間「こういうものを探していた」と錯覚するかのような思いだった。 (どこかから仕入れた情報が先ではなく、私が自分で発見した…ということが、私にとっては何よりの喜びだったりする。美味しいお店でも美しい器でも、何でも。) そこに置かれていたのは、そばちょこを逆さにしたような、白い小さな器。 漂白したような白、というよりは、温度の感じられる、やわらかな白という印象だった。 透け感の感じられる滑らかな質感にびっくりし、おそるおそる手に取ってみたら、それがまるで「羽二重餅」のような触感だった。 手に吸い付くようなしっとりとしたきめの細かさ。本当に驚いた。 ひっくり返してみると、思いがけなくも、上部とは違うフォルムが姿を現した。丸くくりぬいたような細工がしてあって、そちら側を上にしても使えるようになっている器だったのだ。 この上なく洗練されていながらも、そういった楽しい仕掛けがしてある事にも驚いた。 その時は、残念ながら青木さんの器は買わずに終わったが、その後入手した「ホワイトチョコ」という、そばちょこのようなフォルム(もしかして、お猪口とチョコをかけた?)の器が、今二つ、うちにある。 ![]() とんでもなく薄い切り口に、金彩を細く細く施した、緊張感の感じられる作品。でもどこか愛らしさも感じる。 見た目は「いかにも和食器」ではなく、かといって洋でもない。 ただ、日本人独特の「余白を愛する」「無駄をそぎ落とす」そんな美意識が、青木さんのシンプルな器にはあると思う。 こんな繊細な器を男性が作ったと考えるだけでも驚きなのに、青木さんご本人をご存じない方が知ったら、作品とのギャップに二度びっくりするだろう。見た目の「イケメン度」もさることながら、まだ33歳という若さなのにも要注目。 このところ、日本の若手の器作家さんに、素晴らしい感性の方が増えてきた気がして、本当にワクワクする。
2011年 05月 12日
数年前に、夫婦でお世話になって以来、大変お世話になっている「きもの」のお店。
ぱっと見た目はギャラリーのような美しい空間に、オリジナルの染めのきものがそっと置かれている。 こちらで誂えていただいたきものは、それぞれたった一着しかないが、今も私たち夫婦の宝物だ。 このたび、ご縁をいただいて、こちらにお手伝いに伺う事になったのを機に、 いざお店に立っても恥ずかしくない服を用意しなければならなくなった。 はたと気づけば、はやアラフォー。。。 先日まで断捨離に励んでいただけに、すっきりとしている自分のクローゼットを見渡すと、 改めて、今すぐ着られる、使える服が少ない事に気づく。 昔買った物で、今も着られるものは、やはりそれなりのお値段のするものだけ。 年を取るほどに、服に「華」がなくてはもたない自分になってきたことにも気付き、愕然としたりする(笑) でも、年を取ることも悪い事ばかりではなく、 自分に似合う髪型や、合わせる服の色や素材やフォルムがだんだんと分かってくるし、計算が出来るようになってくる。 若い頃には、着こなす自信がなく手が出なかったようなタイプのものも、いつのまにか堂々と着る事ができるようになった気もする。 良質な服を買うには懐が貧しいので、主にセールやアウトレットで掘り出し物?を見つける事が多いのだけど、 満足のいく買い物が出来た時は、ほんとに嬉しい。 女性というのは、きっといくつになっても、買い物が大好きなままなんだろう。。。 ただ、やはりいくら外見磨きに夢中になったとしても、そればかりでは魅力的に映らないのは当たり前だとも思う。 相変わらず?この日本という国では、「女性は若いほど魅力的、はじけんばかりのピチピチとした肌をしているほど価値がある」という考えが主流のようだ。 でも、若い=何もしなくとも美しいのは当然で、沢山の経験を積み、肌にその経験が刻まれる年齢になればなるほど、美を保つ事は難しい。 だからこそ、老いてなお輝く女性には、私はなみなみならぬ尊敬の念を抱いてしまう。 内面から発する輝きなくしては、やはり老いてなお光ることはできないだろうと思うから。 自戒を込めて。。。
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